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ネストレ引照Web版 V2.0

(NESTLE-ALAND27版による引照個所を新共同訳にて表示)

エフェソの信徒への手紙1章1節

          ◆挨拶

神の御心によってキリスト・イエスの使徒とされたパウロから、エフェソにいる聖なる者たち、キリスト・イエスを信ずる人たちへ。

  1. [書全体に対する引照]

    使徒言行録 18章19節 - 21節
    18章19節 一行がエフェソに到着したとき、パウロは二人をそこに残して自分だけ会堂に入り、ユダヤ人と論じ合った。
    18章20節 人々はもうしばらく滞在するように願ったが、パウロはそれを断り、
    18章21節 「神の御心ならば、また戻って来ます」と言って別れを告げ、エフェソから船出した。

    使徒言行録 18章24節
              ◆アポロ、エフェソで宣教する
    18章24節 さて、アレクサンドリア生まれのユダヤ人で、聖書に詳しいアポロという雄弁家が、エフェソに来た。

    使徒言行録 19章1節 - 20節
              ◆エフェソで
    19章1節 アポロがコリントにいたときのことである。パウロは、内陸の地方を通ってエフェソに下って来て、何人かの弟子に出会い、
    19章2節 彼らに、「信仰に入ったとき、聖霊を受けましたか」と言うと、彼らは、「いいえ、聖霊があるかどうか、聞いたこともありません」と言った。
    19章3節 パウロが、「それなら、どんな洗礼を受けたのですか」と言うと、「ヨハネの洗礼です」と言った。
    19章4節 そこで、パウロは言った。「ヨハネは、自分の後から来る方、つまりイエスを信じるようにと、民に告げて、悔い改めの洗礼を授けたのです。」
    19章5節 人々はこれを聞いて主イエスの名によって洗礼を受けた。
    19章6節 パウロが彼らの上に手を置くと、聖霊が降り、その人たちは異言を話したり、預言をしたりした。
    19章7節 この人たちは、皆で十二人ほどであった。
    19章8節 パウロは会堂に入って、三か月間、神の国のことについて大胆に論じ、人々を説得しようとした。
    19章9節 しかしある者たちが、かたくなで信じようとはせず、会衆の前でこの道を非難したので、パウロは彼らから離れ、弟子たちをも退かせ、ティラノという人の講堂で毎日論じていた。
    19章10節 このようなことが二年も続いたので、アジア州に住む者は、ユダヤ人であれギリシア人であれ、だれもが主の言葉を聞くことになった。
              ◆ユダヤ人の祈祷師たち
    19章11節 神は、パウロの手を通して目覚ましい奇跡を行われた。
    19章12節 彼が身に着けていた手ぬぐいや前掛けを持って行って病人に当てると、病気はいやされ、悪霊どもも出て行くほどであった。
    19章13節 ところが、各地を巡り歩くユダヤ人の祈祷師たちの中にも、悪霊どもに取りつかれている人々に向かい、試みに、主イエスの名を唱えて、「パウロが宣べ伝えているイエスによって、お前たちに命じる」と言う者があった。
    19章14節 ユダヤ人の祭司長スケワという者の七人の息子たちがこんなことをしていた。
    19章15節 悪霊は彼らに言い返した。「イエスのことは知っている。パウロのこともよく知っている。だが、いったいお前たちは何者だ。」
    19章16節 そして、悪霊に取りつかれている男が、この祈祷師たちに飛びかかって押さえつけ、ひどい目に遭わせたので、彼らは裸にされ、傷つけられて、その家から逃げ出した。
    19章17節 このことがエフェソに住むユダヤ人やギリシア人すべてに知れ渡ったので、人々は皆恐れを抱き、主イエスの名は大いにあがめられるようになった。
    19章18節 信仰に入った大勢の人が来て、自分たちの悪行をはっきり告白した。
    19章19節 また、魔術を行っていた多くの者も、その書物を持って来て、皆の前で焼き捨てた。その値段を見積もってみると、銀貨五万枚にもなった。
    19章20節 このようにして、主の言葉はますます勢いよく広まり、力を増していった。

    使徒言行録 19章23節 - 40節
    19章23節 そのころ、この道のことでただならぬ騒動が起こった。
    19章24節 そのいきさつは次のとおりである。デメトリオという銀細工師が、アルテミスの神殿の模型を銀で造り、職人たちにかなり利益を得させていた。
    19章25節 彼は、この職人たちや同じような仕事をしている者たちを集めて言った。「諸君、御承知のように、この仕事のお陰で、我々はもうけているのだが、
    19章26節 諸君が見聞きしているとおり、あのパウロは『手で造ったものなどは神ではない』と言って、エフェソばかりでなくアジア州のほとんど全地域で、多くの人を説き伏せ、たぶらかしている。
    19章27節 これでは、我々の仕事の評判が悪くなってしまうおそれがあるばかりでなく、偉大な女神アルテミスの神殿もないがしろにされ、アジア州全体、全世界があがめるこの女神の御威光さえも失われてしまうだろう。」
    19章28節 これを聞いた人々はひどく腹を立て、「エフェソ人のアルテミスは偉い方」と叫びだした。
    19章29節 そして、町中が混乱してしまった。彼らは、パウロの同行者であるマケドニア人ガイオとアリスタルコを捕らえ、一団となって野外劇場になだれ込んだ。
    19章30節 パウロは群衆の中へ入っていこうとしたが、弟子たちはそうさせなかった。
    19章31節 他方、パウロの友人でアジア州の祭儀をつかさどる高官たちも、パウロに使いをやって、劇場に入らないようにと頼んだ。
    19章32節 さて、群衆はあれやこれやとわめき立てた。集会は混乱するだけで、大多数の者は何のために集まったのかさえ分からなかった。
    19章33節 そのとき、ユダヤ人が前へ押し出したアレクサンドロという男に、群衆の中のある者たちが話すように促したので、彼は手で制し、群衆に向かって弁明しようとした。
    19章34節 しかし、彼がユダヤ人であると知った群衆は一斉に、「エフェソ人のアルテミスは偉い方」と二時間ほども叫び続けた。
    19章35節 そこで、町の書記官が群衆をなだめて言った。「エフェソの諸君、エフェソの町が、偉大なアルテミスの神殿と天から降って来た御神体との守り役であることを、知らない者はないのだ。
    19章36節 これを否定することはできないのだから、静かにしなさい。決して無謀なことをしてはならない。
    19章37節 諸君がここへ連れて来た者たちは、神殿を荒らしたのでも、我々の女神を冒涜したのでもない。
    19章38節 デメトリオと仲間の職人が、だれかを訴え出たいのなら、決められた日に法廷は開かれるし、地方総督もいることだから、相手を訴え出なさい。
    19章39節 それ以外のことで更に要求があるなら、正式な会議で解決してもらうべきである。
    19章40節 本日のこの事態に関して、我々は暴動の罪に問われるおそれがある。この無秩序な集会のことで、何一つ弁解する理由はないからだ。」こう言って、書記官は集会を解散させた。

    テモテへの手紙一 1章3節
              ◆異なる教えについての警告
    1章3節 マケドニア州に出発するときに頼んでおいたように、あなたはエフェソにとどまって、ある人々に命じなさい。異なる教えを説いたり、

    テモテへの手紙二 1章18節
    1章18節 どうか、主がかの日に、主のもとで彼に憐れみを授けてくださいますように。彼がエフェソでどれほどわたしに仕えてくれたか、あなたがだれよりもよく知っています。

    テモテへの手紙二 4章12節
    4章12節 わたしはティキコをエフェソに遣わしました。

    ヨハネの黙示録 1章11節
    1章11節 その声はこう言った。「あなたの見ていることを巻物に書いて、エフェソ、スミルナ、ペルガモン、ティアティラ、サルディス、フィラデルフィア、ラオディキアの七つの教会に送れ。」

    ヨハネの黙示録 2章1節
              ◆エフェソにある教会にあてた手紙
    2章1節 エフェソにある教会の天使にこう書き送れ。『右の手に七つの星を持つ方、七つの金の燭台の間を歩く方が、次のように言われる。

  2. [ --- ]

    コリントの信徒への手紙一 1章1節!
              ◆挨拶と感謝
    1章1節 神の御心によって召されてキリスト・イエスの使徒となったパウロと、兄弟ソステネから、

    コリントの信徒への手紙一 1章2節
    1章2節 コリントにある神の教会へ、すなわち、至るところでわたしたちの主イエス・キリストの名を呼び求めているすべての人と共に、キリスト・イエスによって聖なる者とされた人々、召されて聖なる者とされた人々へ。イエス・キリストは、この人たちとわたしたちの主であります。

    コロサイの信徒への手紙 1章2節
    1章2節 コロサイにいる聖なる者たち、キリストに結ばれている忠実な兄弟たちへ。わたしたちの父である神からの恵みと平和が、あなたがたにあるように。