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新共同訳引照Web版 V2.0

マタイによる福音書11章21節

「コラジン、お前は不幸だ。ベトサイダ、お前は不幸だ。お前たちのところで行われた奇跡が、ティルスやシドンで行われていれば、これらの町はとうの昔に粗布をまとい、灰をかぶって悔い改めたにちがいない。 [→ネストレ引照]

  1. [(21−23)]

      ルカによる福音書 10章13節 - 15節
                ◆悔い改めない町を叱る
      10章13節 「コラジン、お前は不幸だ。ベトサイダ、お前は不幸だ。お前たちのところでなされた奇跡がティルスやシドンで行われていれば、これらの町はとうの昔に粗布をまとい、灰の中に座って悔い改めたにちがいない。
      10章14節 しかし、裁きの時には、お前たちよりまだティルスやシドンの方が軽い罰で済む。
      10章15節 また、カファルナウム、お前は、/天にまで上げられるとでも思っているのか。陰府にまで落とされるのだ。

  2. [ベトサイダ]

      マルコによる福音書 6章45節
                ◆湖の上を歩く
      6章45節 それからすぐ、イエスは弟子たちを強いて舟に乗せ、向こう岸のベトサイダへ先に行かせ、その間に御自分は群衆を解散させられた。

      マルコによる福音書 8章22節
                ◆ベトサイダで盲人をいやす
      8章22節 一行はベトサイダに着いた。人々が一人の盲人をイエスのところに連れて来て、触れていただきたいと願った。

      ルカによる福音書 9章10節
                ◆五千人に食べ物を与える
      9章10節 使徒たちは帰って来て、自分たちの行ったことをみなイエスに告げた。イエスは彼らを連れ、自分たちだけでベトサイダという町に退かれた。

      ヨハネによる福音書 1章44節
      1章44節 フィリポは、アンデレとペトロの町、ベトサイダの出身であった。

      ヨハネによる福音書 12章21節
      12章21節 彼らは、ガリラヤのベトサイダ出身のフィリポのもとへ来て、「お願いです。イエスにお目にかかりたいのです」と頼んだ。

  3. [ティルス]

      イザヤ書 23章1節 - 18節
                ◆ティルスの審判
      23章1節 ティルスについての託宣。泣き叫べ、タルシシュの船よ。ティルスは破壊され、住む家もなくなった。キティムの地から帰るやいなや/彼らはそのことを知らされた。
      23章2節 嘆け、海辺の住人たち/シドンの貿易商たちよ。お前の使者たちは海を渡り
      23章3節 大いなる水を越えて行き/シホルの穀物、ナイルの収穫がお前の収入となり/お前は国々の行き交う場所であった。
      23章4節 うろたえよ、海の砦シドンよ。海がこう言っている。「わたしは産みの苦しみをしない。子を産み、若者を育て/おとめらを、はぐくむことはできない」と。
      23章5節 この知らせがエジプトに達したとき/人々はおののいた/ティルスについての知らせを聞いたときのように。
      23章6節 渡って行け、タルシシュに。泣き叫べ、海辺の住人たちよ。
      23章7節 これがお前たちの陽気だった海辺の町か。町の初めは、遠い昔にさかのぼり/足である船は、移住の地を求めて/遠くへ市民を運んだ。
      23章8節 ティルスに対してこのように定めた者は誰か。ティルスは王冠を戴き、その貿易商人たちは貴族。取り引きする者らは世界に重んじられていた。
      23章9節 それを定められたのは万軍の主である。ティルスの誇る美しさをことごとく汚し/世界に重んじられていた者をすべて/辱めることを。
      23章10節 娘タルシシュよ/ナイルのように、お前の国を越えて行け/もはや、遮るものはない。
      23章11節 主は御手を海に伸ばして国々を震わせ/カナンに命じて、その砦を破壊される。
      23章12節 主は言われた。「お前は、二度と陽気な町ではありえない。犯された娘である、おとめシドンよ/立て、キティムへ渡れ。しかし、そこでもお前は休みを得ない」と。
      23章13節 カルデアの地もそのようだ。それはもはや存在しない民。アッシリアは、彼らを荒野の獣に渡した。人々は見張りの塔を建て/館を建て連ねたが/すべては廃虚に帰している。
      23章14節 泣き叫べ、タルシシュの船よ/お前たちの砦は破壊されてしまった。
      23章15節 その日が来ると/ティルスは、一人の王の生涯に等しい七十年の間/忘れられているが/その七十年が終わると/ティルスは遊女の歌にうたわれているようになる。
      23章16節 「竪琴を取れ、町を巡れ/忘れられた遊女よ。巧みに奏でよ、多くの歌をうたえ/思い出されるために。」
      23章17節 七十年が終わると、主はティルスを顧みられる。そのとき、彼女は再び遊女の報酬を取り、地上にある世界のすべての国々と姦淫する。
      23章18節 しかし彼女の利益と報酬は、主の聖なるものとなり、積み上げられも、蓄えられもしない。主の御前に住む者たちの利益となり、彼らは飽きるほど食べ、華やかに装う。

      エゼキエル書 26章1節 - 28章26節
                ◆ティルスへの預言
      26章1節 第十一年、その月の第一日に、主の言葉がわたしに臨んだ。
      26章2節 「人の子よ、ティルスがエルサレムを嘲る。『ああ、諸国民の門であったお前は打ち破られ、わたしのものになった。わたしは富み、お前は廃れる。』
      26章3節 それゆえ、主なる神はこう言われる。ティルスよ、わたしがお前に立ち向かう。わたしは、海が波を巻き起こすように/多くの国々をお前に立ち向かわせる。
      26章4節 彼らはティルスの城壁を倒し、塔を破壊する。わたしはその土くれまでぬぐい去り/ティルスを裸の岩にする。
      26章5節 ティルスは海の中にある網干し場となる。これはわたし自身が語ったことだと/主なる神は言われる。ティルスは諸国民に略奪され
      26章6節 陸にある周囲の町々も剣で滅ぼされる。そのとき彼らは/わたしが主であることを知るようになる。
      26章7節 主なる神はこう言われる。わたしは、王の王であるバビロンの王、ネブカドレツァルを北からティルスに来させる。彼は馬と戦車と騎兵と多くの軍勢を引き連れてくる。
      26章8節 彼は陸にある周囲の町々を剣で滅ぼし/お前に向かって堡塁を築き/塁を積み、大盾を立てる。
      26章9節 彼は破城槌で城壁を突き崩し/鉄の棒で塔を打ち壊す。
      26章10節 軍馬が怒濤のように襲い/土煙がお前を覆う。打ち破られた町に敵が突入するように/彼らがお前の城門に攻め入るとき/騎兵と戦車の車輪の音で城壁は揺れ動く。
      26章11節 軍馬のひづめで、町並みはすべて踏みにじられ/民は剣で殺され、巨大な柱は地に倒れる。
      26章12節 彼らは財宝を奪い、商品を略奪し/城壁を破壊し、華やかな宮殿を壊し/石や木や土くれまで海に投げ込む。
      26章13節 わたしはお前の騒がしい歌声をやめさせ/竪琴の音が再び聞かれることはない。
      26章14節 わたしはお前を裸の岩にする。お前は網干し場となり/再び建て直されることはない。これは主なるわたしが語ったことだと/主なる神は言われる。
      26章15節 主なる神は、ティルスに向かってこう言われる。お前の中で、倒れた者が呻き、虐殺が行われるとき、町の倒れ落ちる響きで、島々は揺れ動かないだろうか。
      26章16節 海の支配者たちは、皆その座から降り、礼服を取り去り、美しく織った衣服を脱ぐ。彼らは恐怖を身にまとい、地に座り、絶え間なく震えながらお前を見て驚きあきれる。
      26章17節 彼らはお前に向かって嘆きの歌をうたって言う。ああ、あなたは滅びてしまった。海のかなたから来て住み着き/誉れある町となったのに。この町とそこに住む民は海のつわものとなり/海に住むすべての者を震え上がらせたのに。
      26章18節 今や、その島々はあなたの倒れた日におののき/海の島々は、あなたの終わりを見て恐れる。
      26章19節 まことに、主なる神はこう言われる。わたしは、お前を住む者のない町のように荒れ果てた町とし、淵から水を湧き上がらせ、大水で覆う。
      26章20節 こうしてわたしは、穴に下る者たちと共に、お前をいにしえの民の中に落とす。また、お前を穴に下る者たちと共に、永遠の昔からの廃虚のような深い地に住まわせ、お前が生ける者の地で栄誉をもって住むことができないようにする。
      26章21節 わたしはお前を恐怖に落とす。それゆえ、お前は無に帰する。人が探し求めても、お前は永久に見いだされることはない」と主なる神は言われる。
      27章1節 主の言葉がわたしに臨んだ。
      27章2節 「人の子よ、あなたはティルスのために、嘆きの歌をうたいなさい。
      27章3節 海の出入り口を支配し、多くの島々を巡り、諸国の民と取り引きを行うティルスに向かって言いなさい。主なる神はこう言われる。ティルスよ、お前は言う。『わたしの姿は美しさの極み』と。
      27章4節 お前の国境は海の真ん中にある。お前を築いた者は、お前の美しさを完全にした。
      27章5節 彼らはセニルの檜でお前の外板を造り/レバノンの杉で、帆柱を立てた。
      27章6節 バシャンの樫の木で、櫂を造り/キティムの島々の糸杉に象牙をはめこみ/甲板を造った。
      27章7節 美しく織ったエジプトの麻が/お前の帆となり、旗となり/エリシャの海岸から得た紫と赤紫の毛織物が/甲板の日よけとなった。
      27章8節 シドンとアルワドの住民が漕ぎ手となり/ティルスよ、熟練した者が/乗り込んで水夫となり
      27章9節 ゲバルの老練な者が乗り込んで/水漏れを繕う者となった。海のすべての船と船乗りたちは/お前のもとに来て、物品を引き渡した。
      27章10節 ペルシア、リディア、プトの人々は/お前の部隊に入って戦士となり/盾と兜をお前の中に掛け/お前を美しく飾り立てた。
      27章11節 アルワドとキリキアの人々は城壁の上をくまなく囲んで立ち、ガマディムの人々は塔を固めていた。彼らは小盾を城壁の周りにくまなく掛け、それはお前の美しさを完成した。
      27章12節 タルシシュはお前の豊かな富のゆえに商いに来て、銀、鉄、錫、鉛をお前の商品と交換した。
      27章13節 ヤワン、トバル、メシェクの人々は取り引きを行い、彼らは奴隷と青銅の製品をお前の物品と交換した。
      27章14節 彼らはベト・トガルマから、馬、軍馬、らばを仕入れて、お前の商品と交換した。
      27章15節 ロドス島の人々はお前と取り引きを行い、多くの島々はお前の下で商いをし、彼らは象牙と黒檀を貢ぎ物として献上した。
      27章16節 アラムはお前の豊かな産物のゆえに商いに来て、トルコ石、赤紫の毛織物、美しく織った布地、上質の亜麻織物、さんご、赤めのうをお前の商品と交換した。
      27章17節 ユダとイスラエルの国もまた、お前と取り引きを行い、ミニトの小麦、きび、蜜、油、乳香を、お前の物品と交換した。
      27章18節 ダマスコはお前の多くの産物と豊かな富のゆえに商いをし、ヘルボンのぶどう酒とツァハルの羊毛を運んで来た。
      27章19節 ウザル地方のウェダンとヤワンは、お前の商品と交換し、銑鉄、桂皮、香水萱をお前の物品と取り替えた。
      27章20節 デダンは乗馬用の粗い布地で、お前と取り引きを行った。
      27章21節 アラブの人々とケダルの首長たちもまた、お前の下で商いをし、小羊、雄羊、山羊を商った。
      27章22節 シェバとラマの商人たちは、お前と取り引きを行い、極上のあらゆる香料、あらゆる宝石、黄金をお前の商品と交換した。
      27章23節 ハラン、カンネ、エデンとシェバの商人たち、アシュルとキルマドは、お前と取り引きを行った。
      27章24節 彼らはお前と取り引きを行い、豪華な衣服、紫の衣、美しく織った布地、多彩な敷物、堅く丈夫によった綱で、お前と取り引きを行った。
      27章25節 タルシシュの船はお前の物品を運び回った。お前は荷を重く積み/海の真ん中を進んだ。
      27章26節 漕ぎ手がお前を大海原に漕ぎ出したが/東風がお前を打ち砕いた/海の真ん中で。
      27章27節 お前の富、商品、物品、船乗り、水夫、水漏れを繕う者、物品を交換する者、船上のすべての戦士、すべての乗組員たちは、お前が滅びる日に海の真ん中に沈む。
      27章28節 水夫たちの叫び声で、町を取りまく地は震える。
      27章29節 櫂を漕ぐ者は皆、その船から降り/船乗りと水夫たちは皆、陸に立ち
      27章30節 お前のために声をあげて、いたく泣き叫ぶ。彼らは頭に塵をかぶり、灰の中で転げ回る。
      27章31節 彼らはお前のために頭をそり/粗布を身にまとい/お前のために心を痛めて泣き/痛ましい悲しみの声をあげる。
      27章32節 また嘆きの声をあげて、哀歌をうたい/お前のために挽歌をうたう。誰が海の真ん中で/ティルスと同じようになっただろうか。
      27章33節 お前は海を越えて商品を輸出し/多くの国々の民を飽き足らせ/豊かな富と産物で、地上の王たちを富ませた。
      27章34節 今、お前は海で難破し、水中深く沈んだ。お前の積み荷とすべての乗組員は沈んだ。
      27章35節 海沿いの国々の住民は皆、お前のことで驚き/王たちは恐れおののき、顔はゆがんでいた。
      27章36節 諸国の民の商人は/口笛を吹いて、お前を嘲る。お前は人々に恐怖を引き起こし/とこしえに消えうせる。」
      28章1節 主の言葉がわたしに臨んだ。
      28章2節 「人の子よ、ティルスの君主に向かって言いなさい。主なる神はこう言われる。お前の心は高慢になり、そして言った。『わたしは神だ。わたしは海の真ん中にある神々の住みかに住まう』と。しかし、お前は人であって神ではない。ただ、自分の心が神の心のようだ、と思い込んでいるだけだ。
      28章3節 お前はダニエルよりも賢く、いかなる奥義もお前には隠されていない。
      28章4節 お前は知恵と悟りによって富を積み、金銀を宝庫に蓄えた。
      28章5節 お前は取り引きに知恵を大いに働かせて富を増し加え、お前の心は富のゆえに高慢になった。
      28章6節 それゆえ、主なる神はこう言われる。お前は自分の心が神の心のようだと思い込んでいる。
      28章7節 それゆえ、わたしはお前に対して諸国の中でも最も暴虐な外国人を立ち向かわせる。彼らはお前の知恵の誇りに向かって剣を抜き、お前の栄華を汚し、
      28章8節 お前を陰府に突き落とす。お前は海の真ん中で切り倒されて死ぬ。
      28章9節 お前は自分を殺す者の前でもなお、『わたしは神だ』と言い張るのか。お前は人であって、神ではなく、切り倒す者の手にある。
      28章10節 お前は割礼のない者として、外国人の手にかかって死ぬ。まことにわたしがこのことを語った」と主なる神は言われる。
      28章11節 主の言葉がわたしに臨んだ。
      28章12節 「人の子よ、ティルスの王に対して嘆きの歌をうたい、彼に言いなさい。主なる神はこう言われる。お前はあるべき姿を印章としたものであり/知恵に満ち、美しさの極みである。
      28章13節 お前は神の園であるエデンにいた。あらゆる宝石がお前を包んでいた。ルビー、黄玉、紫水晶/かんらん石、縞めのう、碧玉/サファイア、ざくろ石、エメラルド。それらは金で作られた留め金で/お前に着けられていた。それらはお前が創造された日に整えられた。
      28章14節 わたしはお前を/翼を広げて覆うケルブとして造った。お前は神の聖なる山にいて/火の石の間を歩いていた。
      28章15節 お前が創造された日から/お前の歩みは無垢であったが/ついに不正がお前の中に/見いだされるようになった。
      28章16節 お前の取り引きが盛んになると/お前の中に不法が満ち/罪を犯すようになった。そこで、わたしはお前を神の山から追い出し/翼で覆うケルブであるお前を/火の石の間から滅ぼした。
      28章17節 お前の心は美しさのゆえに高慢となり/栄華のゆえに知恵を堕落させた。わたしはお前を地の上に投げ落とし/王たちの前で見せ物とした。
      28章18節 お前は悪行を重ね、不正な取り引きを行って/自分の聖所を汚した。それゆえ、わたしはお前の中から火を出させ/お前を焼き尽くさせた。わたしは見ている者すべての前で/お前を地上の灰にした。
      28章19節 諸国の民のなかで、お前を知っていた者は皆/お前のゆえにぼう然とする。お前は人々に恐怖を引き起こし/とこしえに消えうせる。」
                ◆シドンへの預言
      28章20節 主の言葉がわたしに臨んだ。
      28章21節 「人の子よ、あなたの顔をシドンに向けて預言しなさい。
      28章22節 主なる神はこう言われる。シドンよ、わたしはお前に立ち向かう。わたしの栄光がお前の真ん中で現される。わたしはその中で裁きを行い/自分の聖なることを示す。そのとき彼らは/わたしが主であることを知るようになる。
      28章23節 わたしは、町の中に疫病を送り/また、通りに血を流れさせる。剣が周囲から迫るとき/殺された者がその中に倒れる。そのとき彼らは/わたしが主であることを知るようになる。
      28章24節 イスラエルの家には二度と、彼らを侮辱する周囲のすべての人々の突き刺す茨や、痛みを与えるとげが臨むことはない。そのとき、彼らはわたしが主なる神であることを知るようになる。
      28章25節 主なる神はこう言われる。わたしがイスラエルの家を、彼らの散らされた諸国の民の中から集めるとき、彼らによって、わたしは自分の聖なることを諸国民の前に示す。彼らは、わたしがわたしの僕ヤコブに与えた土地に住む。
      28章26節 彼らはそこに安らかに住み、家を建て、ぶどう園を植え、安らかに住み着く。彼らを侮辱する周囲のすべての人々に、わたしが裁きを行うからである。そのとき彼らは、わたしが彼らの神、主であることを知るようになる。」

      ヨエル書 4章4節 - 8節
      4章4節 ティルスとシドンよ、ペリシテの全土よ/お前たちはわたしにとって何であろうか/わたしに復讐しようというのか。もし、お前たちがわたしに復讐するなら/わたしは直ちにお前たちの頭上に復讐を返す。
      4章5節 お前たちは、わたしの銀と金を奪い/貴重な宝をお前たちの神殿に運び去った。
      4章6節 ユダとエルサレムの人々をギリシア人に売り/自分の国から遠く引き離した。
      4章7節 見よ、お前たちが彼らを売ったその所から/わたしは彼らを呼び戻し/お前たちの頭上に復讐を返す。
      4章8節 わたしは、お前たちの息子、娘を/ユダの人々の手に渡す。ユダの人々は、彼らを遠くシェバ人に売ると/主が語られた。

      アモス書 1章9節 - 10節
      1章9節 主はこう言われる。ティルスの三つの罪、四つの罪のゆえに/わたしは決して赦さない。彼らがとりこをすべてエドムに引き渡し/兄弟の契りを心に留めなかったからだ。
      1章10節 わたしはティルスの城壁に火を放つ。火はその城郭をなめ尽くす。

      ゼカリヤ書 9章2節 - 4節
      9章2節 それらの地に境を接するハマト、知恵に抜きん出たティルスとシドンもそうだ。
      9章3節 ティルスは自分の砦を築き、塵のように銀を、野の土くれのように金を集めた。
      9章4節 しかし、見よ、主はその町を陥れ、富を海に投げ込まれる。火は町を焼き尽くす。

      マタイによる福音書 11章22節
      11章22節 しかし、言っておく。裁きの日にはティルスやシドンの方が、お前たちよりまだ軽い罰で済む。

      マタイによる福音書 15章21節
                ◆カナンの女の信仰
      15章21節 イエスはそこをたち、ティルスとシドンの地方に行かれた。

      マルコによる福音書 3章8節
      3章8節 エルサレム、イドマヤ、ヨルダン川の向こう側、ティルスやシドンの辺りからもおびただしい群衆が、イエスのしておられることを残らず聞いて、そばに集まって来た。

      マルコによる福音書 7章24節
                ◆シリア・フェニキアの女の信仰
      7章24節 イエスはそこを立ち去って、ティルスの地方に行かれた。ある家に入り、だれにも知られたくないと思っておられたが、人々に気づかれてしまった。

      マルコによる福音書 7章31節
                ◆耳が聞こえず舌の回らない人をいやす
      7章31節 それからまた、イエスはティルスの地方を去り、シドンを経てデカポリス地方を通り抜け、ガリラヤ湖へやって来られた。

      ルカによる福音書 6章17節
                ◆おびただしい病人をいやす
      6章17節 イエスは彼らと一緒に山から下りて、平らな所にお立ちになった。大勢の弟子とおびただしい民衆が、ユダヤ全土とエルサレムから、また、ティルスやシドンの海岸地方から、

      使徒言行録 12章20節
                ◆ヘロデ王の急死
      12章20節 ヘロデ王は、ティルスとシドンの住民にひどく腹を立てていた。そこで、住民たちはそろって王を訪ね、その侍従ブラストに取り入って和解を願い出た。彼らの地方が、王の国から食糧を得ていたからである。

  4. [粗布をまとい]

      ダニエル書 9章3節
      9章3節 わたしは主なる神を仰いで断食し、粗布をまとい、灰をかぶって祈りをささげ、嘆願した。

      ヨナ書 3章6節
      3章6節 このことがニネベの王に伝えられると、王は王座から立ち上がって王衣を脱ぎ捨て、粗布をまとって灰の上に座し、