-bgcolor

新共同訳引照Web版 V2.0

マタイによる福音書21章18節


          ◆いちじくの木を呪う   (マコ11:12-14 マコ11:20-24 )

朝早く、都に帰る途中、イエスは空腹を覚えられた。 [→ネストレ引照]

  1. [(18−22)]

      マルコによる福音書 11章12節 - 14節
                ◆いちじくの木を呪う
      11章12節 翌日、一行がベタニアを出るとき、イエスは空腹を覚えられた。
      11章13節 そこで、葉の茂ったいちじくの木を遠くから見て、実がなってはいないかと近寄られたが、葉のほかは何もなかった。いちじくの季節ではなかったからである。
      11章14節 イエスはその木に向かって、「今から後いつまでも、お前から実を食べる者がないように」と言われた。弟子たちはこれを聞いていた。

      マルコによる福音書 11章20節 - 24節
                ◆枯れたいちじくの木の教訓
      11章20節 翌朝早く、一行は通りがかりに、あのいちじくの木が根元から枯れているのを見た。
      11章21節 そこで、ペトロは思い出してイエスに言った。「先生、御覧ください。あなたが呪われたいちじくの木が、枯れています。」
      11章22節 そこで、イエスは言われた。「神を信じなさい。
      11章23節 はっきり言っておく。だれでもこの山に向かい、『立ち上がって、海に飛び込め』と言い、少しも疑わず、自分の言うとおりになると信じるならば、そのとおりになる。
      11章24節 だから、言っておく。祈り求めるものはすべて既に得られたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになる。

      ルカによる福音書 13章6節 - 9節
                ◆「実のならないいちじくの木」のたとえ
      13章6節 そして、イエスは次のたとえを話された。「ある人がぶどう園にいちじくの木を植えておき、実を探しに来たが見つからなかった。
      13章7節 そこで、園丁に言った。『もう三年もの間、このいちじくの木に実を探しに来ているのに、見つけたためしがない。だから切り倒せ。なぜ、土地をふさがせておくのか。』
      13章8節 園丁は答えた。『御主人様、今年もこのままにしておいてください。木の周りを掘って、肥やしをやってみます。
      13章9節 そうすれば、来年は実がなるかもしれません。もしそれでもだめなら、切り倒してください。』」