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新共同訳引照Web版 V2.0

ヨハネによる福音書6章15節

イエスは、人々が来て、自分を王にするために連れて行こうとしているのを知り、ひとりでまた山に退かれた。 [→ネストレ引照]

  1. [15−21]

      マタイによる福音書 14章23節 - 33節
      14章23節 群衆を解散させてから、祈るためにひとり山にお登りになった。夕方になっても、ただひとりそこにおられた。
      14章24節 ところが、舟は既に陸から何スタディオンか離れており、逆風のために波に悩まされていた。
      14章25節 夜が明けるころ、イエスは湖の上を歩いて弟子たちのところに行かれた。
      14章26節 弟子たちは、イエスが湖上を歩いておられるのを見て、「幽霊だ」と言っておびえ、恐怖のあまり叫び声をあげた。
      14章27節 イエスはすぐ彼らに話しかけられた。「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない。」
      14章28節 すると、ペトロが答えた。「主よ、あなたでしたら、わたしに命令して、水の上を歩いてそちらに行かせてください。」
      14章29節 イエスが「来なさい」と言われたので、ペトロは舟から降りて水の上を歩き、イエスの方へ進んだ。
      14章30節 しかし、強い風に気がついて怖くなり、沈みかけたので、「主よ、助けてください」と叫んだ。
      14章31節 イエスはすぐに手を伸ばして捕まえ、「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」と言われた。
      14章32節 そして、二人が舟に乗り込むと、風は静まった。
      14章33節 舟の中にいた人たちは、「本当に、あなたは神の子です」と言ってイエスを拝んだ。

      マルコによる福音書 6章46節 - 52節
      6章46節 群衆と別れてから、祈るために山へ行かれた。
      6章47節 夕方になると、舟は湖の真ん中に出ていたが、イエスだけは陸地におられた。
      6章48節 ところが、逆風のために弟子たちが漕ぎ悩んでいるのを見て、夜が明けるころ、湖の上を歩いて弟子たちのところに行き、そばを通り過ぎようとされた。
      6章49節 弟子たちは、イエスが湖上を歩いておられるのを見て、幽霊だと思い、大声で叫んだ。
      6章50節 皆はイエスを見ておびえたのである。しかし、イエスはすぐ彼らと話し始めて、「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない」と言われた。
      6章51節 イエスが舟に乗り込まれると、風は静まり、弟子たちは心の中で非常に驚いた。
      6章52節 パンの出来事を理解せず、心が鈍くなっていたからである。

  2. []

      ヨハネによる福音書 18章36節 - 37節
      18章36節 イエスはお答えになった。「わたしの国は、この世には属していない。もし、わたしの国がこの世に属していれば、わたしがユダヤ人に引き渡されないように、部下が戦ったことだろう。しかし、実際、わたしの国はこの世には属していない。」
      18章37節 そこでピラトが、「それでは、やはり王なのか」と言うと、イエスはお答えになった。「わたしが王だとは、あなたが言っていることです。わたしは真理について証しをするために生まれ、そのためにこの世に来た。真理に属する人は皆、わたしの声を聞く。」

  3. [山に退かれた]

      マタイによる福音書 14章23節
      14章23節 群衆を解散させてから、祈るためにひとり山にお登りになった。夕方になっても、ただひとりそこにおられた。

      マタイによる福音書 15章29節
                ◆大勢の病人をいやす
      15章29節 イエスはそこを去って、ガリラヤ湖のほとりに行かれた。そして、山に登って座っておられた。

      マルコによる福音書 6章46節
      6章46節 群衆と別れてから、祈るために山へ行かれた。

      ルカによる福音書 6章12節
                ◆十二人を選ぶ
      6章12節 そのころ、イエスは祈るために山に行き、神に祈って夜を明かされた。

      ヨハネによる福音書 6章3節
      6章3節 イエスは山に登り、弟子たちと一緒にそこにお座りになった。