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新共同訳引照Web版 V2.0

コリントの信徒への手紙二12章11節


          ◆コリントの教会に対するパウロの心遣い

わたしは愚か者になってしまいました。あなたがたが無理にそうさせたのです。わたしが、あなたがたから推薦してもらうべきだったのです。わたしは、たとえ取るに足りない者だとしても、あの大使徒たちに比べて少しも引けは取らなかったからです。 [→ネストレ引照]

  1. [愚か者]

      コリントの信徒への手紙二 12章6節
      12章6節 仮にわたしが誇る気になったとしても、真実を語るのだから、愚か者にはならないでしょう。だが、誇るまい。わたしのことを見たり、わたしから話を聞いたりする以上に、わたしを過大評価する人がいるかもしれないし、

  2. [取るに足りない者]

      コリントの信徒への手紙一 3章7節
      3章7節 ですから、大切なのは、植える者でも水を注ぐ者でもなく、成長させてくださる神です。

      コリントの信徒への手紙一 13章2節
      13章2節 たとえ、預言する賜物を持ち、あらゆる神秘とあらゆる知識に通じていようとも、たとえ、山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、愛がなければ、無に等しい。

      コリントの信徒への手紙一 15章9節
      15章9節 わたしは、神の教会を迫害したのですから、使徒たちの中でもいちばん小さな者であり、使徒と呼ばれる値打ちのない者です。

  3. [大使徒たち]

      コリントの信徒への手紙二 11章5節
      11章5節 あの大使徒たちと比べて、わたしは少しも引けは取らないと思う。

  4. [引けは取らなかった]

      コリントの信徒への手紙一 15章10節
      15章10節 神の恵みによって今日のわたしがあるのです。そして、わたしに与えられた神の恵みは無駄にならず、わたしは他のすべての使徒よりずっと多く働きました。しかし、働いたのは、実はわたしではなく、わたしと共にある神の恵みなのです。