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新共同訳引照Web版 V2.0

フィリピの信徒への手紙1章30節

あなたがたは、わたしの戦いをかつて見、今またそれについて聞いています。その同じ戦いをあなたがたは戦っているのです。 [→ネストレ引照]

  1. [わたしの戦い]

      使徒言行録 16章19節 - 40節
      16章19節 ところが、この女の主人たちは、金もうけの望みがなくなってしまったことを知り、パウロとシラスを捕らえ、役人に引き渡すために広場へ引き立てて行った。
      16章20節 そして、二人を高官たちに引き渡してこう言った。「この者たちはユダヤ人で、わたしたちの町を混乱させております。
      16章21節 ローマ帝国の市民であるわたしたちが受け入れることも、実行することも許されない風習を宣伝しております。」
      16章22節 群衆も一緒になって二人を責め立てたので、高官たちは二人の衣服をはぎ取り、「鞭で打て」と命じた。
      16章23節 そして、何度も鞭で打ってから二人を牢に投げ込み、看守に厳重に見張るように命じた。
      16章24節 この命令を受けた看守は、二人をいちばん奥の牢に入れて、足には木の足枷をはめておいた。
      16章25節 真夜中ごろ、パウロとシラスが賛美の歌をうたって神に祈っていると、ほかの囚人たちはこれに聞き入っていた。
      16章26節 突然、大地震が起こり、牢の土台が揺れ動いた。たちまち牢の戸がみな開き、すべての囚人の鎖も外れてしまった。
      16章27節 目を覚ました看守は、牢の戸が開いているのを見て、囚人たちが逃げてしまったと思い込み、剣を抜いて自殺しようとした。
      16章28節 パウロは大声で叫んだ。「自害してはいけない。わたしたちは皆ここにいる。」
      16章29節 看守は、明かりを持って来させて牢の中に飛び込み、パウロとシラスの前に震えながらひれ伏し、
      16章30節 二人を外へ連れ出して言った。「先生方、救われるためにはどうすべきでしょうか。」
      16章31節 二人は言った。「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたも家族も救われます。」
      16章32節 そして、看守とその家の人たち全部に主の言葉を語った。
      16章33節 まだ真夜中であったが、看守は二人を連れて行って打ち傷を洗ってやり、自分も家族の者も皆すぐに洗礼を受けた。
      16章34節 この後、二人を自分の家に案内して食事を出し、神を信じる者になったことを家族ともども喜んだ。
      16章35節 朝になると、高官たちは下役たちを差し向けて、「あの者どもを釈放せよ」と言わせた。
      16章36節 それで、看守はパウロにこの言葉を伝えた。「高官たちが、あなたがたを釈放するようにと、言ってよこしました。さあ、牢から出て、安心して行きなさい。」
      16章37節 ところが、パウロは下役たちに言った。「高官たちは、ローマ帝国の市民権を持つわたしたちを、裁判にもかけずに公衆の面前で鞭打ってから投獄したのに、今ひそかに釈放しようとするのか。いや、それはいけない。高官たちが自分でここへ来て、わたしたちを連れ出すべきだ。」
      16章38節 下役たちは、この言葉を高官たちに報告した。高官たちは、二人がローマ帝国の市民権を持つ者であると聞いて恐れ、
      16章39節 出向いて来てわびを言い、二人を牢から連れ出し、町から出て行くように頼んだ。
      16章40節 牢を出た二人は、リディアの家に行って兄弟たちに会い、彼らを励ましてから出発した。

      コロサイの信徒への手紙 1章29節
      1章29節 このために、わたしは労苦しており、わたしの内に力強く働く、キリストの力によって闘っています。

      コロサイの信徒への手紙 2章1節
      2章1節 わたしが、あなたがたとラオディキアにいる人々のために、また、わたしとまだ直接顔を合わせたことのないすべての人のために、どれほど労苦して闘っているか、分かってほしい。

      テサロニケの信徒への手紙一 2章2節
      2章2節 無駄ではなかったどころか、知ってのとおり、わたしたちは以前フィリピで苦しめられ、辱められたけれども、わたしたちの神に勇気づけられ、激しい苦闘の中であなたがたに神の福音を語ったのでした。

      テモテへの手紙一 6章12節
      6章12節 信仰の戦いを立派に戦い抜き、永遠の命を手に入れなさい。命を得るために、あなたは神から召され、多くの証人の前で立派に信仰を表明したのです。

      テモテへの手紙二 4章7節
      4章7節 わたしは、戦いを立派に戦い抜き、決められた道を走りとおし、信仰を守り抜きました。

      ヘブライ人への手紙 10章32節
      10章32節 あなたがたは、光に照らされた後、苦しい大きな戦いによく耐えた初めのころのことを、思い出してください。

      ヘブライ人への手紙 12章1節
                ◆主による鍛錬
      12章1節 こういうわけで、わたしたちもまた、このようにおびただしい証人の群れに囲まれている以上、すべての重荷や絡みつく罪をかなぐり捨てて、自分に定められている競走を忍耐強く走り抜こうではありませんか、