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新共同訳引照Web版 V2.0

ヘブライ人への手紙9章2節

すなわち、第一の幕屋が設けられ、その中には燭台、机、そして供え物のパンが置かれていました。この幕屋が聖所と呼ばれるものです。 [→ネストレ引照]

  1. [幕屋]

      出エジプト記 25章8節 - 9節
      25章8節 わたしのための聖なる所を彼らに造らせなさい。わたしは彼らの中に住むであろう。
      25章9節 わたしが示す作り方に正しく従って、幕屋とそのすべての祭具を作りなさい。

      出エジプト記 26章1節 - 30節
                ◆幕屋を覆う幕
      26章1節 次に、幕屋を覆う十枚の幕を織りなさい。亜麻のより糸、青、紫、緋色の糸を使って意匠家の描いたケルビムの模様を織り上げなさい。
      26章2節 一枚の幕は長さ二十八アンマ、幅四アンマで、すべての幕を同じ寸法にする。
      26章3節 五枚の幕をつづり合わせ、他の五枚も同じようにする。
      26章4節 青い糸の輪を作り、一方のつづり合わせたものの端に当たる幕の縁と、もう一方のつづり合わせたものの最後の幕の縁とにそれを並べる。
      26章5節 一方の幕について五十の輪、他方のつづり合わせたものの幕にも五十の輪を作り、互いに合うように並べて付ける。
      26章6節 そこに、五十の金の留め金を作り、両方の幕をそれらで留め合わせる。こうして幕屋を一つに仕上げる。
      26章7節 次に、山羊の毛を使って十一枚の幕を作り、幕屋を覆う天幕としなさい。
      26章8節 一枚の幕は長さ三十アンマ、幅四アンマで、十一枚の幕をすべて同じ寸法にする。
      26章9節 そのうちの五枚をつづり合わせたものと、残りの六枚をつづり合わせたものを作る。六枚目の幕は天幕の前面で二重にする。
      26章10節 五十の輪を作り、一方のつづり合わせたものの端に当たる幕の縁に付け、もう一方のつづり合わせたものの端に当たる幕の縁に五十の輪を付ける。
      26章11節 そこに、五十の青銅の留め金を作り、それぞれの輪にはめ、天幕を留め合わせて一つに仕上げる。
      26章12節 天幕の幕の長さの余る分、すなわち、余分の半幕分は幕屋の後ろに垂らす。
      26章13節 また、天幕の幕の長さは一方に一アンマ、他方に一アンマ余るが、それは南北両側面を覆うために垂らす。
      26章14節 最後に、赤く染めた雄羊の毛皮で天幕の覆いを作り、更にその上をじゅごんの皮の覆いでおおう。
                ◆幕屋の壁板と横木
      26章15節 幕屋の壁板をアカシヤ材で作って立てなさい。
      26章16節 一枚の壁板は縦十アンマ、横一・五アンマ、
      26章17節 それぞれの壁板に二つの柄を作って隣りの壁板とつなぎ合わせる。幕屋の壁板全部に同じものを作る。
      26章18節 幕屋の壁板は南側に二十枚並べ、
      26章19節 二十枚の壁板の下にはめるために銀の台座四十個を作る。すなわち、一枚の板の下に作る二つのほぞに合うように二個の台座を、それぞれの壁板の下に置く。
      26章20節 幕屋の他の側面、すなわち北側にも二十枚の壁板を並べ、
      26章21節 四十個の銀の台座を作り、壁板一枚につき二個の割りで、それぞれの壁板の下に置く。
      26章22節 次に、幕屋の後ろ、すなわち西側には六枚の壁板を並べ、
      26章23節 更に二枚の板を作って両方の隅とする。
      26章24節 壁板は、下部では二つずつに分かれているが、上部は箍で一つに連ねられている。両方の隅は同じように作る。
      26章25節 従って、西側の壁板は八枚となり、銀の台座は、壁板一枚につき二個、次の一枚にも二個と、計十六個となる。
      26章26節 次に、アカシヤ材で横木を作りなさい。幕屋の一方の側の壁板に五本、
      26章27節 もう一方の側の壁板に五本、また西側、つまり後ろ側の壁板に五本用いる。
      26章28節 壁板の中央の高さに位置する横木は、壁板の端から端まで渡す。
      26章29節 金箔で壁板を覆い、金環に横木を通す。その横木も金箔で覆う。
      26章30節 こうして、山で示された方式に従って幕屋を造りなさい。

  2. [燭台]

      出エジプト記 25章31節 - 39節
                ◆燭台
      25章31節 純金で燭台を作りなさい。燭台は打ち出し作りとし、台座と支柱、萼と節と花弁は一体でなければならない。
      25章32節 六本の支柱が左右に出るように作り、一方に三本、他方に三本付ける。
      25章33節 一本の支柱には三つのアーモンドの花の形をした萼と節と花弁を付け、もう一本の支柱にも三つのアーモンドの花の形をした萼と節と花弁を付ける。燭台から分かれて出ている六本の支柱を同じように作る。
      25章34節 燭台の主柱には四つのアーモンドの花の形をした萼と節と花弁を付ける。
      25章35節 節は、支柱が対になって出ている所に一つ、その次に支柱が対になって出ている所に一つ、またその次に支柱が対になって出ている所に一つと、燭台の主柱から出ている六本の支柱の付け根の所に作る。
      25章36節 これらの節と支柱は主柱と一体でなければならず、燭台全体は一枚の純金の打ち出し作りとする。
      25章37節 次に、七個のともし火皿を作り、それを上に載せて光が前方に届くようにする。
      25章38節 また、芯切り鋏と火皿を純金で作る。
      25章39節 燭台とこれらすべての祭具とを重さ一キカルの純金で作る。

  3. []

      出エジプト記 25章23節 - 29節
                ◆机
      25章23節 アカシヤ材で机を作りなさい。寸法は縦二アンマ、横一アンマ、高さ一・五アンマ。
      25章24節 純金で覆い、金の飾り縁を作る。
      25章25節 一トファの幅の枠で四本の脚を補強し、枠にも金の飾り縁を作る。
      25章26節 四つの金環を作り、それぞれの脚の外側に付けるが、
      25章27節 枠の高さに付け、机を担ぐ棒を通す環とする。
      25章28節 アカシヤ材で棒を作って金で覆い、机を担ぐ棒とする。
      25章29節 皿、柄杓、小瓶、水差しを作り、ぶどう酒の献げ物をささげるのに用いる。これらは、純金で作る。

  4. [供え物]

      出エジプト記 25章30節
      25章30節 この机に供えのパンを、絶えずわたしの前に供えなさい。

      レビ記 24章5節 - 9節
                ◆十二個のパン
      24章5節 あなたは上等の小麦粉を用意し、それぞれ十分の二エファの分量の輪形のパンを十二個焼く。
      24章6節 それを一列に六個ずつ二列に並べ、純金の机の上に置いて主の御前に供える。
      24章7節 各列に純粋の香料を添える。それはパンのしるしとして燃やして主にささげる。
      24章8節 アロンはイスラエルの人々による供え物として、安息日ごとに主の御前に絶えることなく供える。これは永遠の契約である。
      24章9節 このパンはアロンとその子らのものであり、彼らはそれを聖域で食べねばならない。それは神聖なものだからである。燃やして主にささげる物のうちで、これは彼のものである。これは不変の定めである。

      マタイによる福音書 12章4 節
      12章4節 神の家に入り、ただ祭司のほかには、自分も供の者たちも食べてはならない供えのパンを食べたではないか。