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ネストレ引照Web版 V2.0

(NESTLE-ALAND27版による引照個所を新共同訳にて表示)

マタイによる福音書22章23節

          ◆復活についての問答

その同じ日、復活はないと言っているサドカイ派の人々が、イエスに近寄って来て尋ねた。

  1. [(23−33)]

    マルコによる福音書 12章18節 - 27節
              ◆復活についての問答
    12章18節 復活はないと言っているサドカイ派の人々が、イエスのところへ来て尋ねた。
    12章19節 「先生、モーセはわたしたちのために書いています。『ある人の兄が死に、妻を後に残して子がない場合、その弟は兄嫁と結婚して、兄の跡継ぎをもうけねばならない』と。
    12章20節 ところで、七人の兄弟がいました。長男が妻を迎えましたが、跡継ぎを残さないで死にました。
    12章21節 次男がその女を妻にしましたが、跡継ぎを残さないで死に、三男も同様でした。
    12章22節 こうして、七人とも跡継ぎを残しませんでした。最後にその女も死にました。
    12章23節 復活の時、彼らが復活すると、その女はだれの妻になるのでしょうか。七人ともその女を妻にしたのです。」
    12章24節 イエスは言われた。「あなたたちは聖書も神の力も知らないから、そんな思い違いをしているのではないか。
    12章25節 死者の中から復活するときには、めとることも嫁ぐこともなく、天使のようになるのだ。
    12章26節 死者が復活することについては、モーセの書の『柴』の個所で、神がモーセにどう言われたか、読んだことがないのか。『わたしはアブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である』とあるではないか。
    12章27節 神は死んだ者の神ではなく、生きている者の神なのだ。あなたたちは大変な思い違いをしている。」

  2. [(23−33)]

    ルカによる福音書 20章27節 - 39節
              ◆復活についての問答
    20章27節 さて、復活があることを否定するサドカイ派の人々が何人か近寄って来て、イエスに尋ねた。
    20章28節 「先生、モーセはわたしたちのために書いています。『ある人の兄が妻をめとり、子がなくて死んだ場合、その弟は兄嫁と結婚して、兄の跡継ぎをもうけねばならない』と。
    20章29節 ところで、七人の兄弟がいました。長男が妻を迎えましたが、子がないまま死にました。
    20章30節 次男、
    20章31節 三男と次々にこの女を妻にしましたが、七人とも同じように子供を残さないで死にました。
    20章32節 最後にその女も死にました。
    20章33節 すると復活の時、その女はだれの妻になるのでしょうか。七人ともその女を妻にしたのです。」
    20章34節 イエスは言われた。「この世の子らはめとったり嫁いだりするが、
    20章35節 次の世に入って死者の中から復活するのにふさわしいとされた人々は、めとることも嫁ぐこともない。
    20章36節 この人たちは、もはや死ぬことがない。天使に等しい者であり、復活にあずかる者として、神の子だからである。
    20章37節 死者が復活することは、モーセも『柴』の個所で、主をアブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神と呼んで、示している。
    20章38節 神は死んだ者の神ではなく、生きている者の神なのだ。すべての人は、神によって生きているからである。」
    20章39節 そこで、律法学者の中には、「先生、立派なお答えです」と言う者もいた。

  3. [ --- ]

    使徒言行録 4章2節
    4章2節 二人が民衆に教え、イエスに起こった死者の中からの復活を宣べ伝えているので、彼らはいらだち、

    使徒言行録 23章6節
    23章6節 パウロは、議員の一部がサドカイ派、一部がファリサイ派であることを知って、議場で声を高めて言った。「兄弟たち、わたしは生まれながらのファリサイ派です。死者が復活するという望みを抱いていることで、わたしは裁判にかけられているのです。」

    使徒言行録 23章8節
    23章8節 サドカイ派は復活も天使も霊もないと言い、ファリサイ派はこのいずれをも認めているからである。

    コリントの信徒への手紙一 15章12節
              ◆死者の復活
    15章12節 キリストは死者の中から復活した、と宣べ伝えられているのに、あなたがたの中のある者が、死者の復活などない、と言っているのはどういうわけですか。