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ネストレ引照Web版 V2.0

(NESTLE-ALAND27版による引照個所を新共同訳にて表示)

マタイによる福音書9章32節

          ◆口の利けない人をいやす

二人が出て行くと、悪霊に取りつかれて口の利けない人が、イエスのところに連れられて来た。

  1. [(32-34)]

    マタイによる福音書 12章22節 - 30節
              ◆ベルゼブル論争
    12章22節 そのとき、悪霊に取りつかれて目が見えず口の利けない人が、イエスのところに連れられて来て、イエスがいやされると、ものが言え、目が見えるようになった。
    12章23節 群衆は皆驚いて、「この人はダビデの子ではないだろうか」と言った。
    12章24節 しかし、ファリサイ派の人々はこれを聞き、「悪霊の頭ベルゼブルの力によらなければ、この者は悪霊を追い出せはしない」と言った。
    12章25節 イエスは、彼らの考えを見抜いて言われた。「どんな国でも内輪で争えば、荒れ果ててしまい、どんな町でも家でも、内輪で争えば成り立って行かない。
    12章26節 サタンがサタンを追い出せば、それは内輪もめだ。そんなふうでは、どうしてその国が成り立って行くだろうか。
    12章27節 わたしがベルゼブルの力で悪霊を追い出すのなら、あなたたちの仲間は何の力で追い出すのか。だから、彼ら自身があなたたちを裁く者となる。
    12章28節 しかし、わたしが神の霊で悪霊を追い出しているのであれば、神の国はあなたたちのところに来ているのだ。
    12章29節 また、まず強い人を縛り上げなければ、どうしてその家に押し入って、家財道具を奪い取ることができるだろうか。まず縛ってから、その家を略奪するものだ。
    12章30節 わたしに味方しない者はわたしに敵対し、わたしと一緒に集めない者は散らしている。