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ネストレ引照Web版 V2.0

(NESTLE-ALAND27版による引照個所を新共同訳にて表示)

ヨハネによる福音書12章12節

          ◆エルサレムに迎えられる

その翌日、祭りに来ていた大勢の群衆は、イエスがエルサレムに来られると聞き、

  1. [(12−16)]

    マタイによる福音書 21章1節 - 9節
              ◆エルサレムに迎えられる
    21章1節 一行がエルサレムに近づいて、オリーブ山沿いのベトファゲに来たとき、イエスは二人の弟子を使いに出そうとして、
    21章2節 言われた。「向こうの村へ行きなさい。するとすぐ、ろばがつないであり、一緒に子ろばのいるのが見つかる。それをほどいて、わたしのところに引いて来なさい。
    21章3節 もし、だれかが何か言ったら、『主がお入り用なのです』と言いなさい。すぐ渡してくれる。」
    21章4節 それは、預言者を通して言われていたことが実現するためであった。
    21章5節 「シオンの娘に告げよ。『見よ、お前の王がお前のところにおいでになる、/柔和な方で、ろばに乗り、/荷を負うろばの子、子ろばに乗って。』」
    21章6節 弟子たちは行って、イエスが命じられたとおりにし、
    21章7節 ろばと子ろばを引いて来て、その上に服をかけると、イエスはそれにお乗りになった。
    21章8節 大勢の群衆が自分の服を道に敷き、また、ほかの人々は木の枝を切って道に敷いた。
    21章9節 そして群衆は、イエスの前を行く者も後に従う者も叫んだ。「ダビデの子にホサナ。主の名によって来られる方に、祝福があるように。いと高きところにホサナ。」

    マルコによる福音書 11章1節 - 10節
              ◆エルサレムに迎えられる
    11章1節 一行がエルサレムに近づいて、オリーブ山のふもとにあるベトファゲとベタニアにさしかかったとき、イエスは二人の弟子を使いに出そうとして、
    11章2節 言われた。「向こうの村へ行きなさい。村に入るとすぐ、まだだれも乗ったことのない子ろばのつないであるのが見つかる。それをほどいて、連れて来なさい。
    11章3節 もし、だれかが、『なぜ、そんなことをするのか』と言ったら、『主がお入り用なのです。すぐここにお返しになります』と言いなさい。」
    11章4節 二人は、出かけて行くと、表通りの戸口に子ろばのつないであるのを見つけたので、それをほどいた。
    11章5節 すると、そこに居合わせたある人々が、「その子ろばをほどいてどうするのか」と言った。
    11章6節 二人が、イエスの言われたとおり話すと、許してくれた。
    11章7節 二人が子ろばを連れてイエスのところに戻って来て、その上に自分の服をかけると、イエスはそれにお乗りになった。
    11章8節 多くの人が自分の服を道に敷き、また、ほかの人々は野原から葉の付いた枝を切って来て道に敷いた。
    11章9節 そして、前を行く者も後に従う者も叫んだ。「ホサナ。主の名によって来られる方に、/祝福があるように。
    11章10節 我らの父ダビデの来るべき国に、/祝福があるように。いと高きところにホサナ。」

    ルカによる福音書 19章28節 - 38節
              ◆エルサレムに迎えられる
    19章28節 イエスはこのように話してから、先に立って進み、エルサレムに上って行かれた。
    19章29節 そして、「オリーブ畑」と呼ばれる山のふもとにあるベトファゲとベタニアに近づいたとき、二人の弟子を使いに出そうとして、
    19章30節 言われた。「向こうの村へ行きなさい。そこに入ると、まだだれも乗ったことのない子ろばのつないであるのが見つかる。それをほどいて、引いて来なさい。
    19章31節 もし、だれかが、『なぜほどくのか』と尋ねたら、『主がお入り用なのです』と言いなさい。」
    19章32節 使いに出された者たちが出かけて行くと、言われたとおりであった。
    19章33節 ろばの子をほどいていると、その持ち主たちが、「なぜ、子ろばをほどくのか」と言った。
    19章34節 二人は、「主がお入り用なのです」と言った。
    19章35節 そして、子ろばをイエスのところに引いて来て、その上に自分の服をかけ、イエスをお乗せした。
    19章36節 イエスが進んで行かれると、人々は自分の服を道に敷いた。
    19章37節 イエスがオリーブ山の下り坂にさしかかられたとき、弟子の群れはこぞって、自分の見たあらゆる奇跡のことで喜び、声高らかに神を賛美し始めた。
    19章38節 「主の名によって来られる方、王に、/祝福があるように。天には平和、/いと高きところには栄光。」