プロジェクト概要、作業内容

 

本プロジェクトは私と建築家であられ無教会東京聖書読者会の高橋照男氏、あだたら聖書集会の湯浅鉄郎氏の3人で始めたプロジェクトです。

私自身は会社員で、シドニーで長老派教会の教会に席を置いた教会員である無教会クリスチャンです。

2007年8月にルターの軌跡をたどる旅行を計画したのをきっかけに両氏と知りあうことになり、この黒崎電子化プロジェクトを立ち上げることとなりました。その意味でも、本プロジェクトはルターの宗教改革の流れの中の一つの有意義な結晶だと思っています。

 

2008年10月現在マタイ、ピレモン、ガラテヤの3巻が不完全ながらこの3人の手によって完成し公開することになりましたが、本プロジェクトは万人参加型のプロジェクトであり、入力作業あるいは校閲作業を行っていただける方はいつでも歓迎しています。

条件は、黒崎幸吉新約聖書註解書を持っているかあるいは購入予定者で、コンピュータでの文書入力が可能な方は入力を、そうでない方には校閲をお願いしたいと思います。

また、本ページで誤字脱字あるいはその他の問題を見つけた場合は連絡先にいつでもご連絡ください。

 

入力はいたって簡単にルール化してあり、註解部分、辞解部分、要義部分、引照部分を別々に入力しています。その他、目次部分、緒言、文語訳などの入力作業もありますが、それらは余力のあるときに執行部にて入力しています。

この引照は新共同訳の引照を使用していますので、引照の入力の場合は引照付き新共同訳聖書が必要になります。

入力に特に期限はありません。ご自分が行いたいと思った書巻をご自分のペースでご入力ください。入力が完了したものは、私がWeb形式に再加工してホームページにアップします。

 

この入力作業は、結果として黒崎の註解を一字一句逃さず読むことになりますので、作業担当者にとっては得るもの多しです。実際に入力を行ったものとして、その作業は楽しくてしかたがありませんでした。ただ、原本の質があまりよくないため、それなりに苦労します。たった一文字を解読するために半日以上かかることもあります。

私自身は通勤電車の中で入力を行っていたため、註解書をスキャナーで読ませてPDF化して、それを画面上で見ながらワードに入力していました。漢和辞典もコンピュータにインストールして、読めない漢字、解読できない漢字は形状から想像して漢和辞典で引きますが、そうした作業に時間がとられることがかなりあります。

作業には漢和辞典、特に部分的な辺や作りから漢字を検索可能なソフトウェアの漢和辞典があると作業がはかどります。

 

ご協力いただける場合は、トップページの連絡先までご連絡ください。

 
大島