黒崎幸吉著 註解新約聖書 Web版

新共同訳出エジプト記第27章

◆祭壇

27章1節 アカシヤ材で祭壇を造りなさい。縦五アンマ、横五アンマの正方形、高さは三アンマとする。

27章2節 祭壇の四隅にそれぞれ角を作り、祭壇から生えているように作り、全体を青銅で覆う。

27章3節 灰を取る壺、十能、鉢、肉刺し、火皿などの祭具はすべて青銅で作る。

27章4節 祭壇の下部には青銅の網目作りの格子を付ける。その網の四隅に青銅の環四個を取り付ける。

27章5節 網目格子は祭壇の半ばの高さにある、張り出した棚の下の部分に付ける。

27章6節 祭壇を担ぐためにアカシヤ材の棒を作り、それを青銅で覆う。

27章7節 この棒を環に差し込み、祭壇を運ぶとき、その両側に棒があるように整えておく。

27章8節 祭壇は板で造り、中を空洞にする。山であなたに示されたとおりに造りなさい。

◆幕屋を囲む庭

27章9節 次に、幕屋を囲む庭を造りなさい。庭の南側に面して、その側のために亜麻のより糸で織った長さ百アンマの幔幕を張る。

27章10節 そのために、二十本の柱と二十個の台座を青銅で作り、柱の鉤と桁は銀で作る。

27章11節 同じようにして、北側に長さ百アンマの幔幕を張り、二十本の柱と二十個の台座を青銅で、柱の鉤と桁は銀で作る。

27章12節 庭の西側には幅五十アンマの幔幕を張り、十本の柱と十個の台座を作る。

27章13節 庭の東側の幅も五十アンマとし、

27章14節 十五アンマの幔幕を三本の柱と三個の台座によって右に、

27章15節 同じく、十五アンマの幔幕を三本の柱と三個の台座によって左に張る。

27章16節 庭の入り口には、青、紫、緋色の毛糸、および亜麻のより糸で織ったつづれ織の二十アンマの幕を張り、四本の柱と四個の台座を作る。

27章17節 庭を囲むすべての柱は銀の桁でつなぎ合わせる。柱の鉤は銀、台座は青銅で作る。

27章18節 この庭の奥行きは百アンマ、間口は五十アンマである。幔幕は高さ五アンマで、亜麻のより糸で織る。台座は青銅で作る。

27章19節 また、幕屋で祭儀に用いる祭具、幕屋や庭の杭などすべては青銅で作る。

◆常夜灯

27章20節 あなたはイスラエルの人々に命じて、オリーブを砕いて取った純粋の油をともし火に用いるために持って来させ、常夜灯にともさせなさい。

27章21節 常夜灯は臨在の幕屋にある掟の箱を隔てる垂れ幕の手前に置き、アロンとその子らが、主の御前に、夕暮れから夜明けまで守る。これはイスラエルの人々にとって、代々にわたって守るべき不変の定めである。


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