黒崎幸吉著 註解新約聖書 Web版

新共同訳ヨシュア記第16章

◆ヨセフの一族

16章1節 ヨセフの子孫がくじで割り当てられた領土は、エリコに近いヨルダン川、エリコの水の東から荒れ野を経て、山地を越えてベテルに至る。

16章2節 そこからルズ、アルキ人の領地アタロトを経て、

16章3節 西に下り、ヤフレト人の領地から下ベト・ホロンの地境、更にゲゼルを過ぎ、海に達する。

◆エフライム

16章4節 ヨセフの子ら、マナセとエフライムは嗣業の土地を受け継いだ。

16章5節 エフライムの子孫が氏族ごとに得た領域は次のとおりである。その嗣業の土地の境は、東のアトロト・アダルから上ベト・ホロンを経て、

16章6節 西へ向かう。北境は、ミクメタトから東へ曲がり、タアナト・シロを経てヤノハの東に出、

16章7節 そこからアタロト、ナアラ、エリコを経てヨルダン川に達する。

16章8節 西境はタプアからカナ川に沿い、海に達する。以上がエフライムの人々の部族が氏族ごとに受け継いだ嗣業の土地である。

16章9節 このほか、マナセの人々の嗣業の土地の中にもエフライムの人々に配分された町々とそれに属する村があった。

16章10節 彼らがゲゼルに住むカナン人を追い出さなかったので、カナン人はエフライムと共にそこに住んで今日に至っている。ただし、彼らは強制労働に服している。


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