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新共同訳引照Web版 V2.0

ローマの信徒への手紙7章5節

わたしたちが肉に従って生きている間は、罪へ誘う欲情が律法によって五体の中に働き、死に至る実を結んでいました。 [→ネストレ引照]

  1. [肉に従って生きている間は]

      ローマの信徒への手紙 8章8節 - 9節
      8章8節 肉の支配下にある者は、神に喜ばれるはずがありません。
      8章9節 神の霊があなたがたの内に宿っているかぎり、あなたがたは、肉ではなく霊の支配下にいます。キリストの霊を持たない者は、キリストに属していません。

      コリントの信徒への手紙二 10章3節
      10章3節 わたしたちは肉において歩んでいますが、肉に従って戦うのではありません。

  2. [罪へ誘う欲情が律法によって五体の中に働き]

      ローマの信徒への手紙 7章7節 - 8節
                ◆内在する罪の問題
      7章7節 では、どういうことになるのか。律法は罪であろうか。決してそうではない。しかし、律法によらなければ、わたしは罪を知らなかったでしょう。たとえば、律法が「むさぼるな」と言わなかったら、わたしはむさぼりを知らなかったでしょう。
      7章8節 ところが、罪は掟によって機会を得、あらゆる種類のむさぼりをわたしの内に起こしました。律法がなければ罪は死んでいるのです。

  3. [死に至る]

      ローマの信徒への手紙 6章9節
      6章9節 そして、死者の中から復活させられたキリストはもはや死ぬことがない、と知っています。死は、もはやキリストを支配しません。

      ローマの信徒への手紙 6章21節
      6章21節 では、そのころ、どんな実りがありましたか。あなたがたが今では恥ずかしいと思うものです。それらの行き着くところは、死にほかならない。

      ローマの信徒への手紙 6章23節
      6章23節 罪が支払う報酬は死です。しかし、神の賜物は、わたしたちの主キリスト・イエスによる永遠の命なのです。

  4. [実を結んでいました]

      ローマの信徒への手紙 7章4節
      7章4節 ところで、兄弟たち、あなたがたも、キリストの体に結ばれて、律法に対しては死んだ者となっています。それは、あなたがたが、他の方、つまり、死者の中から復活させられた方のものとなり、こうして、わたしたちが神に対して実を結ぶようになるためなのです。