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新共同訳引照Web版 V2.0

ヨハネの黙示録19章15節

この方の口からは、鋭い剣が出ている。諸国の民をそれで打ち倒すのである。また、自ら鉄の杖で彼らを治める。この方はぶどう酒の搾り桶を踏むが、これには全能者である神の激しい怒りが込められている。 [→ネストレ引照]

  1. [節全体]

      イザヤ書 11章4節
      11章4節 弱い人のために正当な裁きを行い/この地の貧しい人を公平に弁護する。その口の鞭をもって地を打ち/唇の勢いをもって逆らう者を死に至らせる。

      テサロニケの信徒への手紙二 2章8節
      2章8節 その時が来ると、不法の者が現れますが、主イエスは彼を御自分の口から吐く息で殺し、来られるときの御姿の輝かしい光で滅ぼしてしまわれます。

  2. [鋭い剣]

      ヨハネの黙示録 1章16節
      1章16節 右の手に七つの星を持ち、口からは鋭い両刃の剣が出て、顔は強く照り輝く太陽のようであった。

      ヨハネの黙示録 19章21節
      19章21節 残りの者どもは、馬に乗っている方の口から出ている剣で殺され、すべての鳥は、彼らの肉を飽きるほど食べた。

  3. [鉄の杖]

      詩篇 2章9節
      2章9節 お前は鉄の杖で彼らを打ち/陶工が器を砕くように砕く。」

      ヨハネの黙示録 2章27節
      2章27節 彼は鉄の杖をもって彼らを治める、/土の器を打ち砕くように。

  4. [酒の搾り桶を踏む]

      イザヤ書 63章3節
      63章3節 「わたしはただひとりで酒ぶねを踏んだ。諸国の民はだれひとりわたしに伴わなかった。わたしは怒りをもって彼らを踏みつけ/憤りをもって彼らを踏み砕いた。それゆえ、わたしの衣は血を浴び/わたしは着物を汚した。」

      ヨエル書 4章13節
      4章13節 鎌を入れよ、刈り入れの時は熟した。来て踏みつぶせ/酒ぶねは満ち、搾り場は溢れている。彼らの悪は大きい。

      ヨハネの黙示録 14章19節 - 20節
      14章19節 そこで、その天使は、地に鎌を投げ入れて地上のぶどうを取り入れ、これを神の怒りの大きな搾り桶に投げ入れた。
      14章20節 搾り桶は、都の外で踏まれた。すると、血が搾り桶から流れ出て、馬のくつわに届くほどになり、千六百スタディオンにわたって広がった。