黒崎幸吉著 註解新約聖書 Web版

新共同訳民数記第4章

◆ケハトの氏族とその務め

4章1節 主はモーセとアロンに仰せになった。

4章2節 レビの子らのうち、ケハトの子らの人口を、氏族ごとに、家系に従って調査しなさい。

4章3節 それは臨在の幕屋で作業に従事することのできる三十歳以上五十歳以下の者である。

4章4節 ケハトの子らの仕事は、臨在の幕屋と神聖なものにかかわる。

4章5節 まずアロンとその子らは、宿営の移動に当たって、そこに来て、至聖所の垂れ幕をはずし、それで掟の箱を覆い、

4章6節 その上にじゅごんの皮の覆いを掛け、その上から青い一枚布を広げ、担ぎ棒を差し入れる。

4章7節 また、供え物の机の上に青い布を広げ、そこに皿、柄杓、水差し、ぶどう酒の献げ物に用いる小瓶、日ごとのパンを置き、

4章8節 これらに緋色の布を掛け、更にそれをじゅごんの皮の覆いでおおい、担ぎ棒を差し入れる。

4章9節 また、青い布を取り、燭台とそのともし火皿、芯切り鋏、火皿およびそれに用いられるすべての油の器を覆い、

4章10節 その燭台とすべての祭具をじゅごんの皮の覆いの中に入れ、担ぎ台に載せる。

4章11節 また、金の祭壇に青い布を掛け、じゅごんの皮の覆いでおおい、担ぎ棒を差し入れる。

4章12節 また、聖所で務めに用いるすべての祭具を取り、青い布に包み、それをじゅごんの皮の覆いでおおい、担ぎ台に載せる。

4章13節 また、灰をかき出した後、祭壇に紫の布を広げ、

4章14節 その上に祭壇で用いるすべての祭具、すなわち、火皿、肉刺し、十能、鉢などすべての祭壇用祭具を載せて、その上にじゅごんの皮の覆いを掛け、担ぎ棒を差し入れる。

4章15節 アロンとその子らが、宿営の移動に当たって、聖所とそのすべての聖なる祭具を覆い終わった後、ケハトの子らが来て運搬に取りかかる。彼らが聖なるものに触れて死を招くことがあってはならない。臨在の幕屋からケハトの子らが運ぶべきものはこれらのものである。

4章16節 祭司アロンの子エルアザルは、灯油、香草の香、日ごとの穀物の献げ物、聖別の油について、すなわち、幕屋全体とその中のものすべて、聖所とその祭具を管理する。

4章17節 主はモーセとアロンに仰せになった。

4章18節 あなたたちは、ケハトの諸氏族をレビ人の中から断やしてはならない。

4章19節 彼らが神聖なものに近づいたとき、死ぬことなく命を保つために、彼らのためにこうしなさい。すなわち、アロンとその子らが行って、彼らの一人一人をそれぞれの仕事と荷物に割りふる。

4章20節 そうすれば、彼らが中に入っても、聖なるものをかいま見ることはなく、死を招くことはない。

◆ゲルションの氏族とその務め

4章21節 主はモーセに仰せになった。

4章22節 ゲルションの子らの人口もまた、家系に従って、氏族ごとに調査しなさい。

4章23節 臨在の幕屋で務めに就き、作業に従事することのできる三十歳以上五十歳以下の者をすべて登録しなさい。

4章24節 ゲルションの氏族が作業をし、荷物を運ぶ仕事は次のとおりである。

4章25節 彼らは幕屋の幕、臨在の幕屋とその覆い、その上に掛けるじゅごんの覆い、臨在の幕屋の入り口の幕、

4章26節 庭の周りの幕、幕屋と祭壇の周りの庭の入り口の幕、綱、そのために用いられるすべての用具を運搬し、それに伴うすべての作業をする。

4章27節 ゲルションの子らが行う運搬や作業などのすべての仕事は、アロンとその子らの指示による。あなたたちが彼らにすべての運搬の任務を与え、守らせねばならない。

4章28節 以上がゲルションの子らの諸氏族が臨在の幕屋で行う作業であって、彼らの務めは祭司アロンの子イタマルの監督の下にある。

◆メラリの氏族とその務め

4章29節 メラリの子らについて、彼らを氏族ごとに、家系に従って登録しなさい。

4章30節 臨在の幕屋の作業に従事することのできる三十歳以上五十歳以下の者をすべて登録しなさい。

4章31節 彼らが臨在の幕屋で行う作業としての運搬の務めは次のとおりである。すなわち、幕屋の壁板、横木、柱、台座、

4章32節 庭の周囲の柱とその台座、杭、綱、その他すべての祭具およびそれにかかわる仕事をすることである。あなたたちは、彼らが運搬すべき品を名指しで割り当てなさい。

4章33節 以上が祭司アロンの子イタマルの監督の下に、メラリの子らの諸氏族が臨在の幕屋で行う作業のすべてである。

◆レビ人の人口調査

4章34節 モーセ、アロンおよび共同体の指導者たちは、ケハトの子らを氏族ごとに、家系に従って登録した。

4章35節 それは臨在の幕屋で作業に従事することのできる三十歳以上五十歳以下の者である。

4章36節 氏族ごとに登録された者の数は二千七百五十人。

4章37節 これは臨在の幕屋で作業することのできるケハトの氏族で登録された者の総数である。この登録は、モーセを通してなされた主の命令によって、モーセとアロンが行った。

4章38節 ゲルションの子らで、氏族ごとに、家系に従って登録された者は、

4章39節 臨在の幕屋で作業に従事することのできる三十歳以上五十歳以下の者である。

4章40節 氏族ごとに、家系に従って登録された者の数は二千六百三十人。

4章41節 これは臨在の幕屋で作業することのできる、ゲルションの子らの諸氏族で登録された者の総数であり、この登録は、モーセとアロンが主の命令によって行った。

4章42節 メラリの子らの諸氏族で、氏族ごとに、家系に従って登録された者は、

4章43節 臨在の幕屋で作業に従事することのできる三十歳以上五十歳以下の者である。

4章44節 氏族ごとに登録された者の数は三千二百人。

4章45節 これはメラリの子らの諸氏族で登録された者の総数である。この登録は、モーセを通してなされた主の命令によって、モーセとアロンが行った。

4章46節 モーセ、アロンおよびイスラエルの指導者たちが氏族ごとに、家系に従って登録したレビ人は全員、

4章47節 臨在の幕屋で作業を行い、運搬の作業をすることのできる三十歳以上五十歳以下の者たちである。

4章48節 登録された者の数は八千五百八十人。

4章49節 以上は、モーセを通してなされた主の命令によって、一人一人その作業や運搬の仕事に就かせるためにモーセが登録した。彼らは、主がモーセに命じて登録された者たちである。


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